家の性能を表すUA値とは

断熱基準の基本

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省エネ基準とは
省エネ基準では「外皮性能」「一次エネルギー消費量」が指標となります。先ほどのUA値だけでなく、家のなかにどれだけ熱が溜まりやすいかを示すηAC値が「外皮性能」の評価につながります。
地域区分ごとの基準UA値を見ていきましょう。
地域区分ごとの基準UA値を見ていきましょう。
省エネ基準

ZEH基準とは
ZEH住宅とは、「断熱」「省エネ」「創エネ」の3要素により、年間の消費エネルギー量がゼロ以下となる住宅のことです。省エネ基準よりも厳しい基準UA値が設けられているのが特徴です。
ZEH基準

HEAT(ヒート)20とは
HEAT20とは「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」を指します。長期的な視点から地球温暖化やエネルギーなどの問題について考え、健康で快適な住まいを実現するための普及活動をしています。HEAT20では、地域区分ごとの基準UA値をさらにG1・G2・G3の3グレードに分けて設定。それぞれのグレードにおける基準UA値を、以下の表にまとめました。
HEAT20による基準

室温と光熱費の違いを基準ごとに見てみよう

徳島県徳島市・板野郡北島町エリアの地域区分
徳島県徳島市・板野郡北島町・松茂町・藍住町・名西郡石井町は、6地域に該当します。徳島市内の国府町や人気の高い助任エリアなども、6地域です。もちろん北海道など寒い地域ほどの厳しい基準ではありませんが、ある程度のUA値を満たす家が求められています。
省エネ基準・ZEH基準・HEAT20基準による6地域のUA値は下記のようになります。
省エネ基準・ZEH基準・HEAT20基準による6地域のUA値は下記のようになります。
6地域における基準UA値
省エネ基準:0.87
ZEH基準:0.60
HEAT20 G1:0.56
HEAT20 G2:0.46
HEAT20 G3:0.26
徳島県徳島市エリアでは、省エネ基準で0.87、HEAT G1では0.56、HEAT G2では0.46のUA値が求められていることがわかります。
ZEH基準:0.60
HEAT20 G1:0.56
HEAT20 G2:0.46
HEAT20 G3:0.26
徳島県徳島市エリアでは、省エネ基準で0.87、HEAT G1では0.56、HEAT G2では0.46のUA値が求められていることがわかります。
UA値による室温の違い
ここからはHEAT20の資料を参考に、6地域におけるUA値ごとの暖房期最低室温を見ていきましょう。
ZEH基準を満たす家の最低室温は記載されていませんが、UA値を考慮すると省エネ基準を満たす家とHEAT20 G1レベルを満たす家の間程度であると考えて良いでしょう。
省エネ基準を満たす家と比べると、HEAT20 G2レベルでは5℃、さらにHEAT20 G3レベルでは7℃の室温差があることがわかります。UA値が低い家づくりをすることで、冬でも快適に過ごせるようになるのです。

省エネ基準を満たす家と比べると、HEAT20 G2レベルでは5℃、さらにHEAT20 G3レベルでは7℃の室温差があることがわかります。UA値が低い家づくりをすることで、冬でも快適に過ごせるようになるのです。
UA値による冷暖房費と体感温度の違い
UA値は、家の燃費にも関わってきます。家の燃費とは、冷暖房費などの光熱費を指しています。長く住み続けていく家であるからこそ、ランニングコストが重要です。R+houseが計算した6地域の暖房費・冷房費(エアコンを使った場合)の想定データを、基準ごとに見てみましょう。
※冷房期:外付けブラインドなしの場合
こちらもZEH基準を満たす家の冷暖房費はありませんが、省エネ基準とHEAT20 G1レベルの間であると考えて良いでしょう。
省エネ基準とHEAT20 G2レベルの場合で冷暖房費を比較すると、暖房費の差額は年間12,927円、冷房費の差額は年間5,043円。合わせて17,970円なので、20年間では359,400円、40年間では718,800円、60年間では1,078,200円もの差が出てきます。
ここで差が出るのは冷暖房費だけではありません。断熱性の高い家は、体感温度も高くなります。冷房期・暖房期・中間期における建物全体の平均体感温度もご紹介します。
※冷房期:外付けブラインドなしの場合
省エネ基準とHEAT20 G2レベルを比べてみると、冷房期は体感温度差がほぼないのに対して、暖房期・中間期は1.3℃以上の差が出ます。HEAT20 G2レベルの家は冷暖房費を節約できるだけでなく、年中快適に過ごすことも可能にしてくれるのです。
>>断熱性能が低い家にはどんなリスクがある?徳島市周辺エリアで必要な住宅性能も解説

こちらもZEH基準を満たす家の冷暖房費はありませんが、省エネ基準とHEAT20 G1レベルの間であると考えて良いでしょう。
省エネ基準とHEAT20 G2レベルの場合で冷暖房費を比較すると、暖房費の差額は年間12,927円、冷房費の差額は年間5,043円。合わせて17,970円なので、20年間では359,400円、40年間では718,800円、60年間では1,078,200円もの差が出てきます。
ここで差が出るのは冷暖房費だけではありません。断熱性の高い家は、体感温度も高くなります。冷房期・暖房期・中間期における建物全体の平均体感温度もご紹介します。

省エネ基準とHEAT20 G2レベルを比べてみると、冷房期は体感温度差がほぼないのに対して、暖房期・中間期は1.3℃以上の差が出ます。HEAT20 G2レベルの家は冷暖房費を節約できるだけでなく、年中快適に過ごすことも可能にしてくれるのです。
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徳島県徳島市・板野郡北島町エリアの気候

気象庁のデータによると、徳島県の季節ごとの平均気温(統計期間:1991~2020年)は、春(4~6月)15.0~23.0℃、夏(7~9月)24.8~28.1℃、秋(10~12月)8.7~19.3℃、冬(1~3月)6.6~9.9℃。そのなかでも徳島市の年間平均気温は、全国平均と比べても高い値で推移しています。温暖な地域なので冬も過ごしやすいですが、天気の良い夏は暑くなる日も多いため断熱性能の高い家づくりをするのがおすすめです。
参考:徳島県公式観光サイト「ようこそ徳島市へ」
参考:国土交通省 気象庁HP「徳島(徳島県) 平年値(年・月ごとの値)」
>>板野郡北島町の土地相場・価格の推移について詳しくはこちら!
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家を建てるときはHEAT20 G2レベルを目指そう

断熱等性能等級とは省エネ性能を表す基準のことで、等級が高くなるほど高断熱であることを示しています。2021年以前の断熱等性能等級における最高水準は、1999年に設定された等級4でした。しかし、将来に向けてより高い水準が必要となったことから、2022年に等級5・等級6・等級7が新たに新設されています。追加された等級をわかりやすくご説明すると、等級5はZEHレベル、等級6はHEAT20のG1レベル、等級7はHEAT20のG2レベルとなっています。これからの時代は、HEAT20 G2レベルの基準を満たす家を建てることが求められているのです。
徳島県徳島市・板野郡北島町の注文住宅はブリーズハウジング

株式会社ブリーズハウジングは、夏は涼しく冬は暖かい高断熱・高気密の家づくりを行っています。徳島県徳島市・板野郡北島町エリアで家の購入を検討中の方、電気代などの維持費を節約したい方、建築家がデザインする家を手の届く価格で実現したい方はご相談ください。
>>光熱費も削減できるブリーズハウジングの徳島市での高性能な家づくりについてはこちら
