まずは、建築家と注文住宅を建てるメリットには、どのようなものがあるのでしょう。ここでは、建築家と注文住宅を建てるメリットを施工事例とともに紹介していきます。

建築家と注文住宅をつくる大きなメリットは、お施主様が思い描くマイホームの理想を具現化してくれる点です。お施主様のライフスタイルを軸にヒアリングを進めていき、あらゆる角度からの質問により、お施主様の理想や希望を聞き出します。それらを整理したのち住宅形状や間取りなどで具現化していきます。
ハウスメーカーなどの場合、営業と設計、施工で分業されているため、お施主様の認識の違いや伝達ミスなどが起こる可能性があるでしょう。そのため、お施主様の要望が明確に伝わらないケースもありえます。
その点、建築家との家づくりは、お施主様一人にかけられる時間が多く、打ち合わせから一貫して同じ建築家が担当するので、丁寧なヒアリング・設計をしてもらえます。

株式会社ブリーズハウジングでは、これまでに多くの注文住宅を手がけてきました。そのどれもが、性能とデザインのバランスがとれた注文住宅です。以下で紹介するのは、株式会社ブリーズハウジングの施工事例です。

こちらはこだわりのグラフテクトのキッチン・子供の成長に合わせて活用できる部屋など、お施主様の要望を建築家が叶えた注文住宅です。キッチンには、ドイツ製の食器乾燥機を設置。ゆとりをもたせた背面収納は、収納力もさることながら使いやすさも実感できます。
さらに、壁内のボトルラックもカラーを統一するなど、細部までこだわりが詰め込まれています。

＞＞施工事例：こだわりのグラフテクトのキッチンと、家具をコーディネートしたシックな家

建築家は丁寧なヒアリングをすることで、飽きのこない「大切に住み続けたい」と思えるような住宅のデザインを可能にします。何年住んでも古ぼけて見えないデザインの住宅は、維持しようと大切にすることができ、ひいては住宅の寿命を延ばすことに繋がります。
家づくりにおいて、深い知識や技量を持つ建築家だからこそ、長い年月を経ても美しく飽きのこないデザインに仕上げることができるのでしょう。

こちらの注文住宅は、外観が白とグレー、板張りの3色で構成されています。ヒアリングの段階でシンボルツリーにヤシの木を要望していたお施主様。シンボルツリーが映えるようロックガーデンを立体的に構築し、それに合わせた外観カラーが特徴的な注文住宅です。
手入れのことを考えて、ヤシの木からソテツへ変更になっていますが、お施主様の要望になるべく寄り添いたいと考えられたことが分かる住宅構成となっています。

＞＞施工事例：Two Box House - ロックガーデンと白と木の組合せの家

家づくりの知識や経験に長けている建築家となら、無駄のない理想の間取りを取り入れた注文住宅が建てられます。建築家と建てる家は、ハウスメーカーなどと違い、材料や規格などに制限がないため、お施主様のライフスタイルや土地形状に合わせて自由に間取りを設計できます。

こちらの平屋は、建築家がお施主様とのヒアリングを丁寧に行い、お施主様の家族にとって「無駄のない理想の間取り」をイメージしつつも、開放感があり採光も考えられた空間デザインとなっています。
リビング横に土間を設置。外側と内側とで同じ高さに設計することで、視野に広がりを持たせているのが特徴です。また、土間をキッチンまで繋げる画期的なアイデアにより、靴を履いたままキッチンまで荷物を運べるようになり、買い物帰りの家事動線をスムーズにしています。

＞＞徳島市の施工事例：ほどよい距離感、ほどよい空間が融合した、土間キッチンのある平屋の家

＞＞参考コラム：注文住宅における間取り設計の注意点とは？徳島市で住みやすい家づくりのポイントも解説

土地の形状には、「整形地」と「不整形地」の2種類があります。整形地は正方形や長方形といった形が整っている土地、不整形地は三角形や台形など形が整っていない土地のことです。
一般的に、住宅は整形地のほうが建てやすく人気も高い傾向にあります。しかし、予算や立地などの条件により、不整形地に家を建てるケースもあるでしょう。
そんな不整形地などさまざまな土地形状に対応できるのも、建築家との家づくりのメリットです。また、不整形地だけでなく、土地の面積が狭い「狭小地」に注文住宅を考えている場合も、建築家ならアイデア満載の住宅を建てられます。

こちらは、細長い土地の変形地に建てられた平屋の注文住宅です。家族がのんびり過ごすリビングを一部が高くなっている勾配天井にすることで、細長い土地に建っていることを感じさせない解放感と広がりを空間に持たせています。

＞＞施工事例：変形地を活かした大人な平屋

家づくりをする家族のライフスタイルや、その土地の形状や気候に合った住宅設計を行う建築家。そんな建築家となら、パッシブデザインを取り入れた注文住宅の建築を可能にします。
パッシブデザインとは、風や太陽熱などの自然エネルギーを最大限に活用した設計手法です。光熱費高騰の影響もあり、これからはエアコンに頼らずとも快適な生活空間を確保できる住宅構造が必要不可欠といえます。そんななか、パッシブデザインを取り入れた住宅が注目を集めているのでしょう。
パッシブデザインは、以下の5つの要素が取り入れられることが条件となります。

まず、パッシブデザインの基本は、「高断熱・高気密」です。外壁をはじめ、屋根や床、窓などの断熱性能を高めて住宅の保温性能を向上させます。とくに、真夏と真冬に使用するエアコンのエネルギー消費量は多くなるため、夏は涼しく冬は暖かい住宅にすることが、省エネに繋がります。

＞＞参考コラム：断熱性能が低い家のリスクとは？徳島市周辺エリアで必要な住宅性能を解説

室内の温度が上がりやすい夏の時期は、窓から日射を入れないことが不可欠です。住宅に軒や庇をつけることで、日射熱をカットでき快適な居住空間を作り出せます。ひいては、冷房に使うエネルギー消費量を減らすことにも繋がるでしょう。
住宅の日射遮蔽は、「ηAC値（冷房期の平均日射取得率）」をもとに計算されます。

風を行き渡らせ室内に熱が溜まらないようにする「通風」も、快適な住環境のためには欠かせない要素の一つです。出窓やウィンドキャッチャー、高窓や吹き抜けなどを採用することで、風を取り入れたり室内の風を立体的に通したりします。
その地域の風の向きを考慮したうえで、風の動きを予測し窓の大きさや配置する場所を設計します。

快適な住環境のためには、「明るさ」も大切なポイントの一つ。昼間に長く過ごすことの多いリビングなどは2面以上に窓を設けるのが基本であり、それ以外の部屋でも1面以上に窓が必要です。
太陽光のみで照明がなくても過ごせるような設計は、照明エネルギーの削減にもなります。また、上記以外にも天窓や吹き抜け、中庭の作成、透明の室内ドアの採用など、光を取り込むための方法は多くあります。

昼間に日射熱を室内へと取り込み、蓄えた熱を夜間に暖房として利用するのが「日射熱利用暖房」です。日射熱を取り込む「集熱」、その熱を逃さない「断熱」、そして蓄える「蓄熱」の3つが揃えば、室内の快適性が上がり、冬の時期の暖房費削減にも繋がります。
日射熱利用暖房も日射遮蔽と同じく、「ηAC値」をもとに計算・設計されます。地域差や立地などが日射量に大きく関わるため、そういった部分を踏まえつつ検討する必要があるでしょう。

徳島市は、「ほどよく自然・ほどよく都市」といった非常にバランスのとれた街といえます。また、徳島県の県庁所在地であるため、官公庁をはじめ、イオンモール徳島やショッピングプラザ・タクトといった商業施設、徳島県立博物館などの文化施設が集まっているのも特徴です。
そんな徳島市で注文住宅を建てる場合、注文住宅での家づくりにこだわる分、土地相場の安いエリアに注目して土地選びするのも方法の一つ。例えば、利便性の高い駅周辺のエリアでいうと、利用者数の多い徳島駅周辺はおすすめのエリアといえます。
徳島駅周辺から徒歩で10分～20分ほどの場所では、500万円以下で購入できる土地もあれば、8,000万円台のエリアもあります。土地の価格は、立地や周辺環境、土地形状などにより変動します。
そのため、同じ駅周辺のエリアであっても土地の価格に大きな差が出るでしょう。また、住宅が密集しやすい駅近のエリアの場合、狭小土地が多い傾向にあります。さまざまな条件を考慮して、注文住宅の購入を検討する際は、その土地に精通した工務店へ相談するのがおすすめです。

参考元：国土交通省「不動産情報ライブラリ」
参考元：徳島市「文化・教養施設」

＞＞参考コラム：徳島市の土地選びのコツは？おすすめエリアや土地価格の目安をご紹介

建築家が手がける注文住宅は、お施主様が思い描く理想やこだわりを予算などに配慮しながら実現します。さらに、お施主様のライフスタイルに合った使い勝手の良い生活動線や、心地良い開放感のある生活空間なども、確かな技術と経験からアイデアを出して提案。
株式会社ブリーズハウジングには、お施主様にとって最適な住まいを提案する建築家がいます。例えば、変形地や狭小地といった不利な条件であっても、その土地の特徴を100％活かした家づくりを行います。
また、生活や見た目、性能など3つのデザインを取り入れたベストな間取りの提案が可能です。徳島市で注文住宅をお考えの方は、株式会社ブリーズハウジングにご相談ください。