家族にも犬にもやさしいバリアフリーな住まい
お祖父様から受け継いだ築約50年の家に暮らしていたS様ご夫婦とお父様。昔ながらの家の動線や室内の暗さ、脚の不自由なお父様の暮らしづらさなどが気になり、新しい家を建てることに決めました。
お父様の脚や2匹の愛犬の事を考え、1階はバリアフリーに。お風呂や玄関に腰かけを設置するなど、お父様をサポートする工夫が随所に見受けられます。
そしてもう1つの特徴は、奥様が友人と一緒にカフェを開くという夢をかなえるために併設したカフェスペース。カフェスペースは居住部分と繋がっていながら、外観の色を変えることで独立性をもたせています。
居心地のよい住まいが完成したことで、友人の訪問が多くなった家がますます賑やかになりました。
明るいLDK
吹き抜けの明かり採りの窓から光が差すLDKは、大きな窓がなくても十分な明るさ。国道や線路に隣接する場所とは思えないほど静かな寛ぎの場となっています。
奥様希望のアイランドキッチン
ダイニングからリビングまで見渡すことができ、複数人でも使いやすいと好評です。ダイニングテーブルと繋がり、料理中も会話を楽しめます。
ダイニング上部の吹き抜け
ダイニング上部の吹き抜けに設けた大きな窓から明るい光が差し込みます。「昼間は照明を付けずに過ごせるようになったのがうれしい」と奥様。
お父様の居室
お父様の居室は、移動しやすいように玄関からすぐの場所に配置。コレクションしている映画のDVDがちょうど収まるよう造作した壁一面の棚が圧巻です。
家族の靴を収納するシューズクローゼット
周囲に手摺を取り付け、さらに荷物を置いたり、靴の脱ぎ履きがしやすいようにベンチを造り付けています。
階段下を活用した洗面スペース
洗面台の下は、車椅子でも利用しやすいようオープンに。掃除のしやすさやすっきりとして見えるのも利点です。
スムーズな動線
各部屋収納の代わりとなるファミリークローゼット。ランドリーからつながり、洗面スペースへ通り抜けできるので、スムーズな動線となっています。
奥様が友人とカフェを始める予定のスペース
キッチンカウンターには星の形の照明でアクセントを。カウンター席に加え、奥にテーブル席も設ける予定。カウンターには大きな窓があり、緑や行き交う電車などの景色を楽しめます。
Instagramで投稿している写真をご紹介します。