変形地を活かした大人な平屋

玄関ドアは見えないように、雨にも濡れないように、さらに印象的な外観（ファサード）のために設けられた空間

道路に面している場所に玄関の配置となったため、プライバシーに配慮、雨にも濡れないような動線計画。さらに、外観を印象的にしたいとご要望があり、このようなファサードが完成しました。

玄関入って、2畳ほどの余白の空間

ちょっとした来客対応のスペースを確保。お施主様のライフスタイルに寄り添い間取りを提案できる建築家ならではの余白のスぺース。おもてなしのため、落ち着いたグレーのクロスに、黒のペンダントで光の陰影を演出しています。

広々洗面

北面に配置された洗面の上部に窓を設け、明るい洗面を計画。さらに、フロート（浮いた）タイプをチョイスし、お掃除（ルンバが動きやすい）しやすい工夫がされ、機能的にもデザイン的にもバランスが取れたお忙しいご家族にぴったりな洗面です。

土間収納～ファミリークローゼット

土間収納を広く取りたいご要望があったお施主様。なぜ土間収納にこだわるのか？の深堀りを建築家の先生にしていただき、お家に帰ってから各々の荷物を置き、必要なものをとり、リラックスした状態でLDKへ行く導線が完成しました。（略して変身導線！）

優しいカラーに包まれたLDK

ブルーオークグレーをアクセントとしたキッチンに、グレーの壁紙を併せて、落ち着いた印象のLDK。平屋ならではの勾配天井を一部設け、広がりを感じられます。

小上がり畳スペース

LDKそばに小上がり畳を設けることで、家族それぞれのスペースでお互いの気配を感じながらゆったりくつろげる。そんな暮らしができる計画です。

勾配天井の効果

勾配天井に接して小上がり畳スペースがあるので、天井高に差が表れ、少し籠った感じの空間として小上がり畳スペースが完成。これにより空間の動きができ、楽しいLDKとなりました。

トイレの工夫

トイレ前収納として、トイレットペーパー・掃除道具入れを作成。さらに上部には、お施主様らしいボーダーのタイルを控えめに貼りました。さらにその上部には、ランマとしてすりガラスを入れています。これは、間取り上外壁に面しなかったトイレのため、トイレ内が暗くならないよう、居室に降り注ぐ光を間接的に取り入れる手法で、建築家ならではです。

ランドリースペース

ランドリースペースにはスロップシンクを設置し、汚れたものがすぐに洗えるように計画しました。

書斎

明るく木に包まれた空間がご希望であったので、収納も木を使用しました。アクセントにウッドブラインドをお施主様がチョイス。ウッドブラインドというと暗くなる印象ですが、今回は明るめのカラーを選び、アクセントにラダーテープをネイビーを選ばれ、お施主様にしかできない空間が構成されました。

小上がり畳の主寝室

落ち着いた主寝室がご希望とのことで、建築家の先生から小上がりの畳主寝室を提案していただきました。天井にニュアンスのあるクロスをチョイスし、小上がりにすることで天井面が近づき、少し籠った落ち着いた空間が完成しました。