家族を癒やし潤す家
家を建てるタイミングは今だと思って行動したT様。
昔から建てたいと思っていましたが、中途半端なものを作りたくなかったので、今のタイミングだったそうです。
10年間ほど自邸への想いを込めて、家づくりのプロである建築家の先生と建てる家づくりを選ばれました。もちろん、デザインだけではなく性能も担保されたR+houseの家づくりに共感してくださったのが印象的でした。
想いのこもったお家は、奥様のお好みのグレーの塗壁・モールテックスの腰壁・鉄骨階段・ルイスポールセンの照明・ワイチェア・・・と良いバランスでお施主様のお好みをお家に散りばめ、暮らしやすさと快適性・デザインの両方が調和した空間になりました。
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ぬりかべ(ジョリパッド ミーティア仕上げ)のグレー、サッシ・玄関ドアなどのブラックで引き締め、玄関の軒のある部分のみ、温かみのあるセランガンバツの板張りの組み合わせで、印象的な外観を実現しました。
落ち着く空間を構成
LDKはオーク巾120の床材を使用し、落ち着く空間を構成。階段は鉄骨階段とし、ササラ(横のアイアン部分)をスリムなタイプをセレクトすることで、抜け感があり、軽やかな印象となりました。
窓が印象的なLDK
LDKの南には掃き出し窓を3つ設け、その窓を印象づけるため、窓枠内にロールスクリーン、窓枠外にアイアンバー・ハト目のレースカーテンとしました。このレースカーテンはフジエテキスタイルのもので、下部にのみボーダーの柄が配置され、一日中レースカーテンの雰囲気を楽しむことができます。
統一感を演出したダイニング
ダイニングテーブルは床材と同じオークで揃え、統一感を演出しました。照明は、奥様の好きなルイスポールセンのPH5を選択し、ダイニングテーブルに合わせて、絶妙な高さにセッティングしました。
光の動きで空間にアクセントを
LDKをオーク・ブラック・グレーの3色で構成し、落ち着いたおしゃれな空間を演出。テレビボードは造作し、下部に間接照明、テレビの左上にアクセントの照明(Estiluz REVOLTA)を設け、色味はベーシックですが、光の動きでLDKの空間にアクセントをきかせています。
生活感を見せないキッチン
キッチンはウッドワンで、扉は床と同素材のオークでコーディネート。生活感をLDKに出したくないとの奥様からのご要望で、モールテックスの腰壁を設けました。また、キッチンの水栓が腰壁から出ないよう、通常より高い腰壁の高さとしましたが、目線の抜けがあるので、圧迫感がないのも特徴です。
アクセントタイルが映えるキッチンバック
キッチンバックもウッドワンで、扉は床と同素材のオークでコーディネート。キッチンバックに飾り棚が欲しいけれど、うまく見せる収納ができるかご不安だった奥様のことを配慮し、LDKのアクセントとして名古屋モザイクのタイル(メトロポリタン)を貼りました。
こもり感がありながらも家族の気配を感じられる家事コーナー
キッチン奥に配置されたのは家事コーナー。生活感をLDKに出したくない奥様のご要望で、収納・カウンターを設置し、使いやすさに配慮しました。キッチン奥でこもった感じがありつつも、LDKにいる家族の気配を感じられる暮らしやすい間取りです。
あえて色味を抑えた造作洗面
造作洗面は、あえて色味を抑えた名古屋モザイクのタイル(アニエルグラス)をセレクトし、色ではなく質感などで楽しんでいただけるようにしました。アクセントのペンダントライトもタイルと同じガラス製。コード部分を黒のものをチョイスし、空間を引き締めています。
作業性にも配慮したランドリールーム
脱衣・ランドリールームは2.5畳確保し、2列アイアンバーを設置。干しやすいよう、奥のアイアンは低く、手前は高く、作業性にも配慮し設計しました。ドラム式洗濯機の上にあるちょっとしたカウンターは、洗剤などを置くのにちょうどいいスペース。
大容量の書斎
ご主人様の書斎は落ち着くためダークな色味でコーディネート。たくさん書類保管が必要とのことで、壁いっぱいに本段を設けました。