目と声がよく届く「平屋感覚」の暮らし
共働きで、5歳、2歳、0歳の3人の子どもをもつK様ご夫婦。多忙なご夫婦が望んだのは「家事と育児をサポートしてくれる、機能的な家」でした。たまたま見つけた広告でR+houseの見学会を知り、参加。2月だったのに家中が暖かいこと、機能的な設備、そして高いデザイン性に一目惚れしたそうです。
希望は、ワンフロアで機能的な家事動線をもつ平屋でした。建築家にそう伝えましたが、提案されたのは2階建ての住まい。それは、夜勤があり家族と離れた寝室が必要なご主人のための、建築法規上は2階扱いとなるロフト付きの家でした。
ロフトは、LDKとつながりのある立体的な空間なので、限りなく平屋感覚で使えます。
ロフトからLDKを見下ろす
ロフトにいても家族の存在を近くに感じることができます。LDKの床材は無垢のアカシアです。
ロフトと納戸
納戸の上のロフトは天井を高くし、下の納戸は低くしました。上はご主人の寝室。納戸は子供たちのプレイルームにも。この低さは大人も落ち着くのだそうです。
ロフトの寝室の開口引き戸を閉めれば個室になります。
西向きに掃き出し窓を設けたリビング
南側に採光用の高窓を設けました。
統一感のあるキッチン
アクセントカラーとして黒を選んだK様。キッチンの壁面はチャコールグレーで家電は黒で統一しました。
リビングからの眺め
高い位置にある窓からは、LDKにたくさんの陽光を得ることができます。向かって左のFIX窓は玄関ポーチに面しており、来客や家族を確認することもできます。
ランドリースペース
奥様のアイデアで家族個別の収納スペースも設置してあります。
裏動線の収納スペース
玄関からファミリークローゼットへ向かう裏動線に収納スペースを集約。子どもたちが自主的に片付けられるよう、低い位置にも棚やバーを設置しています。
スムーズに使える洗面台
洗面台は脱衣室ではなく廊下に設置しました。家族が帰宅した時や、子どもの友達が遊びに来た時などに、スムーズに使えるようにしました。
黒にこだわったトイレ
黒にこだわったのはご主人。便器やペーパーホルダーも黒で統一する徹底ぶりです。
黒で統一した特徴的な外観
外壁だけでなく、屋根、フレームや雨樋、さらには基礎部分まで黒で統一したK様邸の外観。正確にはネイビーブラックのガルバリウム鋼板を使用しており、玄関ポーチにだけ木質をあしらっています。
中央に置いた玄関の左に箱型。右に三角屋根の棟。そのコントラストが特徴的です。