キッチンから家族を見守る「2階リビング」の家
近隣で土地探しを始め、広い運動場に隣接した見晴らしのよい土地を見つけたN様ご夫婦。建築家との打ち合わせでは、南側に広がる桜の木の眺望を生かし、リビングを2階にすること、子どもの遊び場にもなるロフトを設けること、そしてリビングとロフトが吹き抜けを介してつながる開放的な間取りにすることなどをオーダーしました。
LDK
LDKは幅12cmの広めの床材を採用してゆったりとした雰囲気に。光をゆるやかに遮る縦長ブラインドは、普段は開け放して生活しています。
キッチンからの眺め
「キッチンに立つと見える外の景色がとても好き」と奥様。子どもたちの様子も分かり、とても気に入っているそう。目の前の階段はロフトにつながっています。
家事が効率よくできる回遊動線
キッチンの真横に手持ちのダイニングテーブルをつけたいと希望し、このレイアウトに。周囲を回遊できるので、家事が効率よく行えます。
スタディコーナー
LDKの一角で子どもたちが勉強ができるよう設けたスタディコーナー。吹き抜けを通して、キッチンからスタディコーナーで勉強している子どもと会話しながら料理ができます。
開放感のあるロフト
収納用のロフトだからといって閉鎖的にするのではなく、LDK空間とそのままつながったかのような開放感のある空間としました。
子どもの遊び場としても十分な広さのあるロフト。収納したものを見渡せるようにすることで、目当てのものが取り出しやすくなり、使い勝手がよくなりました。
ロフトからリビングを見下ろす
リビングは屋根勾配に合わせた天井にして、ロフト(小屋裏収納)とつないでいます。
玄関近くに設けた大容量のファミリークローゼット
主寝室への廊下を兼ねた、大容量のファミリークローゼット。廊下をなくすことで無駄な空間をつくらず、収納力のあるプライベートな空間を実現しました。
2階の洗面脱衣室
洗面台を右側にずらし、左側に物を置けるスペースを確保。洗濯機上にオープンな棚や物干しポールを取り付け、洗う、干すの動作をスムーズに。
奥様自ら描いた、2階洗面台のスケッチ
奥様は、長年設計関連の仕事に携わり、分譲マンションの図面作成などを数多く手がけてきた経歴の持ち主。棚のサイズ、幅や奥行き、高さなどを細かく指定しました。