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家づくりノウハウ
2022.12.24

基礎断熱とは?床断熱との違いとメリット・デメリットや種類、徳島市のUA値もご紹介

断熱イメージ
せっかく一戸建て住宅を建てるなら、高気密・高断熱で快適に過ごせる環境にしたいですよね。しかし、「断熱方法の違いを聞かれても分からない…」「高気密・高断熱の家にするには、どんな断熱方法がいいの?」など、疑問をお持ちの方も多いと思います。
そこで、今回は施工件数の増えている基礎断熱について詳しくご紹介していきましょう。併せて基礎断熱のメリットやデメリット、種類についても解説していきます。

目次

基礎断熱とは?

基礎断熱とは、建物の基礎コンクリートを断熱材で覆う施工法で、床下空間も室内空間の一つと考える施工法です。比較的新しい断熱方法で、寒さの厳しい北海道で生まれました。
基礎部分からの熱の出入りを防げるので、室内と同じように温熱環境をコントロールできるようになります。そのため、高気密・高断熱の住宅を作るには適した方法だといえるでしょう。

基礎断熱と床断熱の違いは?

基礎断熱と床断熱にはどのような違いがあるのでしょうか。
現在の日本住宅は、床断熱を採用しているケースが多くなっています。床断熱とは、建物1階の床下に断熱材を敷き詰める施工法です。床断熱を採用した場合は、基礎部分に湿気がこもらないよう、床下に通気口を確保する必要があります。そのため、床下は冷気の影響を受けやすく、床が冷たく感じたり、換気が不十分な場合は室内との温度差で結露が生じたりすることも。
基礎断熱と床断熱の大きな違いは、断熱材をどこに敷き詰め、どこに断熱層を設けるかということです。

基礎断熱のメリットは?

メリットの単語と指差し棒
ここでは、基礎断熱のメリットについてご紹介しましょう。

床下エアコンや床下全館空調システムが設置できる

基礎断熱にすると、室内と同じように床下空間にも冷暖房を設置できます。床下エアコンや全館空調の冷暖房システムを検討している方は、基礎断熱が必須条件となります。

高気密で暖かい家が作れる

床下断熱と違って基礎断熱の場合は外気が侵入しないので、床下の温度や湿度を室内と同じような環境に保つことが可能です。そのため、冬でも暖かさを持続でき、快適に過ごせます。

省エネ効果が期待できる

地熱効果で夏は床から涼しく、冬は基礎コンクリートによって蓄熱層となり、床下から暖める効果があります。そのため、1年中13~15℃の温度を保てるので底冷えを防ぐことができ、冷暖房の使用も抑えられるので省エネで経済的な工法です。

高い施工品質が保ちやすい

基礎断熱の工事は工程管理がさほど難しくないので、施工する人によっての品質の差が出にくい工法です。また、床下空間を開放した状態で施工するので、施工状況が確認しやすく、さらに基礎工事と断熱工事を同時施工することもできます。

水道管の凍結を防止できる

コンクリート張りした基礎工事の中に配管が通るので、凍結による配管や蛇口の破裂が防げます。そのため、凍結防止装置の設置も不要となり、コストの削減が可能です。

基礎断熱のデメリットは?

デメリットの単語と指差し棒
続いて、基礎断熱のデメリットをご紹介しましょう。

シロアリ対策が必要

シロアリは風や光を嫌う性質があり、蟻道をつくって住宅に侵入してきます。床断熱の場合は、目視にてシロアリの発見が可能ですが、基礎断熱の場合は断熱材の中を通過し柱や枠に入り込むケースも生じるのです。基礎断熱を施工する場合は、防蟻処理された断熱材を使用したり、防蟻薬剤を定期的に注入したりするといいでしょう。

完成後1~2年程度はカビが発生しやすい

基礎断熱における基礎コンクリートは、完成後すぐに乾燥するわけではありません。なんと2年近く水分を蒸発し続けるので、その間は水蒸気によってカビが発生しやすくなるのです。
基礎断熱を施工する際は、24時間換気ができるように床下の換気通路を設計したり、除湿用エアコンを導入したりするようにしましょう。

リフォームでの設置は困難

基礎パッキンや通気口がある床下断熱の物件には、基礎断熱を新たに取り付けることが難しく、取り付けたとしても基礎断熱の効果を十分発揮できない場合があります。施工業者の腕によっては、リフォーム後にシロアリや結露の被害に遭ってしまうことも。リフォームで基礎断熱を施工することを考えている場合は、きちんと正しい知識のある業者に依頼することが重要です。

床下空間が部分的に狭くなる

外部に面する基礎の規定範囲に断熱施工するので、その範囲となる床下空間が断熱の厚み分狭くなります。また、床下を室内と同じ温度になるよう計画換気しているので、食品などの貯蔵庫としては不向きです。

基礎断熱の種類は?

基礎断熱は2種類あり、基礎のどの部分に断熱材を施工するかによって変わってきます。

基礎外断熱

基礎外断熱とは、断熱材を基礎立ち上がりの外側に貼る施工方法です。熱容量が活用できるので、断熱効果が高くコンクリートの劣化を防ぐことも可能です。そのため、耐久性のある住宅ができます。しかし、断熱材を内側に貼る場合と比較すると、シロアリの侵入経路が多くなるので侵入しやすくなるというデメリットもあるのです。

基礎内断熱

基礎内断熱は、室内側に断熱を施工していきます。基礎外断熱と比較するとシロアリが侵入しにくいので、シロアリが発生しやすい地域では基礎内断熱を採用するケースが多いです。また、施工後1~2年は湿気が高い状況ですが、それ以降は比較的湿気が少ないので、床下の結露やカビの心配がありません。

ZEH基準のUA値とは?徳島県徳島市や板野郡北島町エリアにおける基準

注文住宅を検討している方は、「ZEH」や「UA値」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。住宅業界でも省エネに重点を置かれるようになってきているので、ZEH住宅が注目を集めるようになってきました。そこで、ZEHやUA値について解説しておきましょう。併せて徳島県徳島市や板野郡北島町エリアのUA値もご紹介します。

ZEH(ゼッチ)とは? 

ZEH(ゼッチ)とは、「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略語です。要約すると、高断熱と高効率設備により自宅で省エネルギーに努めながら、太陽光発電などで自家発電することで、エネルギーの消費量をゼロに近づけた住宅のことを指します。
日本政府は、「2020年に新築住宅の半数程度がZEH住宅になること」、そして「2030年には新築住宅のほとんどがZEH住宅になること」の2つを目標に掲げています。現在国が積極的に取り組んでいる取り組みのため、条件を満たすと補助金を受けることも可能です。

UA値とは? 

UA値とは外皮平均熱貫流率のことをいいます。具体的には、家の内部から外壁・屋根・床などを通過してどれだけ熱が逃げていくかを表した値です。UA値が小さいほど熱が逃げにくく省エネ住宅といえます。UA値は、以下の計算式で求めることが可能です。

外皮平均熱貫流率(UA値)[W/m2K]=建物が損失する熱量の合計[W/K]÷外皮面積[m2]

徳島県徳島市、板野郡北島町エリアのUA基準値は? 

地域の気候に合わせて「省エネ基準地域区分」が定められており、それぞれにUA基準値が設定されています。

徳島県は北側に板野郡北島町・藍住町・松茂町、南側には徳島市や石井町が広がっています。
徳島県の南部は太平洋に面しており雨が多い地域ですが、徳島市周辺の北部エリアは瀬戸内海気候であり、雨も少なく日照時間も長い傾向のため、冬でも温暖で過ごしやすいエリアとなっています。

そのような特徴のある徳島県徳島市や板野郡北島町エリアは、6地域に区分されるため、UA基準値は「0.87」です。
ZEH基準の場合は、UA基準値が「0.6」となりますので、最低でも「0.6」を目指すようにしましょう。

高気密・高断熱の注文住宅を建てるなら株式会社ブリーズハウジングへ!

徳島市街地 吉野川大橋 徳島県徳島市
今回は、基礎断熱について床断熱との違いを併せてご紹介しました。高気密・高断熱の住宅に注目があつまっている昨今では、基礎断熱に注目が集まっています。
もし、マイホームに基礎断熱を採用するのであれば、シロアリ対策や湿気対策をきちんと行っている工務店やハウスメーカー業者を選ぶようにしましょう。
株式会社ブリーズハウジングでは、高性能と低コストを実現するコストパフォーマンスのよい住宅づくりを行っております。徳島県徳島市や板野郡北島町エリアで新築の注文住宅をお考えの方は、株式会社ブリーズハウジングまでぜひご相談くださいね。


記事監修者:中小企業診断士(住宅コンサルタント)塩味 隆行
一般社団法人 住宅資産価値保全保証協会認定講師
住宅検討をされている方が後悔しない家づくりを実現いただくため、 全国各地で年100回以上、家づくりセミナーの講師を担当しています。 住宅購入の際に必要となる性能や土地についての基礎知識から、 資金計画などの専門的なことまで、客観的かつ具体的に情報をお伝えいたします。
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