ZEHとは
ZEHとはnet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、エネルギー収支をゼロ以下にする家を指します。
例えば、屋根に太陽光パネルを設置してエネルギーを創出し、室内には無駄な電力を使わない省エネルギー性能、断熱性能を備えたとします。その結果、1年のエネルギー消費量を実質ゼロ以下にすることがZEHの目指す家です。
参考元:資源エネルギー庁『知っておきたいエネルギーの基礎用語 ~新しい省エネの家「ZEH」』
2021年10月に閣議決定された「第6次エネルギー基本計画」では、2030年度以降の新築住宅にはZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保することを政策目標として掲げています。
ZEH住宅は下記の3つの要素から成り立っており、新築住宅を検討するときには念頭に置いておくと良いでしょう。
例えば、屋根に太陽光パネルを設置してエネルギーを創出し、室内には無駄な電力を使わない省エネルギー性能、断熱性能を備えたとします。その結果、1年のエネルギー消費量を実質ゼロ以下にすることがZEHの目指す家です。
参考元:資源エネルギー庁『知っておきたいエネルギーの基礎用語 ~新しい省エネの家「ZEH」』
2021年10月に閣議決定された「第6次エネルギー基本計画」では、2030年度以降の新築住宅にはZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保することを政策目標として掲げています。
ZEH住宅は下記の3つの要素から成り立っており、新築住宅を検討するときには念頭に置いておくと良いでしょう。
ZEHの3つの要素
断熱
住宅の断熱性能を高め、冷暖房をフル稼働しなくても冬は温かく夏は涼しい環境を維持する。
省エネルギー
省エネ稼働の冷暖房や換気システムなどを搭載し無駄な電力使用を抑える。
創エネルギー
ZEHの認定条件
ZEH住宅として認定を受けるには、4つの条件があります。この4つの条件をすべて満たしていないと、ZEH住宅として認定を受けることができません。
1. 強化外皮基準を満たしている
強化外皮基準とは、建物の壁や屋根、窓など外皮の断熱性能を判断する基準です。外皮からどれくらい熱が逃げてしまうのかを示すUA値(外皮平均熱貫流率)で基準を設定しています。
UA値は小さければ小さいほど熱が逃げにくく、高断熱であると言えます。ZEHの強化外皮基準では日本全国を8つの区分に分けて、下記のように設定されています。 参考元:国土交通省『地域区分新旧表』
>>断熱性能が低い家のリスクとは?徳島市周辺エリアで必要な住宅性能を解説
UA値は小さければ小さいほど熱が逃げにくく、高断熱であると言えます。ZEHの強化外皮基準では日本全国を8つの区分に分けて、下記のように設定されています。 参考元:国土交通省『地域区分新旧表』
>>断熱性能が低い家のリスクとは?徳島市周辺エリアで必要な住宅性能を解説
2. 基準一次エネルギー消費量を20%以上削減する
一次エネルギー消費量には、冷暖房を含む空調設備や照明、給湯、換気設備などが該当します。断熱性能や省エネ性能を高め、一次エネルギー消費量を省エネ基準よりも20%以上削減することが求められます。
参考元:国土交通省
参考元:国土交通省
3. 再生可能エネルギーを導入している
再生可能エネルギーとは「枯渇しない」「二酸化炭素を排出しない」「どこにでも存在する」の3つを満たしているエネルギーのことです。
具体的には、太陽光発電や風力発電、バイオマス発電など、有限な資源に依存しないエネルギーを指します。住宅では太陽光パネルを設置して、太陽光発電ができるシステムを導入することが一般的です。
具体的には、太陽光発電や風力発電、バイオマス発電など、有限な資源に依存しないエネルギーを指します。住宅では太陽光パネルを設置して、太陽光発電ができるシステムを導入することが一般的です。
4. 1~3を実施して基準一次エネルギー消費量から100%以上削減する
ZEHでは1~3までの施策を実施することで、基準一次エネルギー消費量から100%以上削減することが求められます。
例えば、基準一次エネルギー消費量が100であった場合に、断熱性能を高める、省エネ性能のある設備を導入する、太陽光発電システムを設置するなどを行い、基準一次エネルギー消費量を100以上削減できる状態にすることを指します。
例えば、基準一次エネルギー消費量が100であった場合に、断熱性能を高める、省エネ性能のある設備を導入する、太陽光発電システムを設置するなどを行い、基準一次エネルギー消費量を100以上削減できる状態にすることを指します。
ZEH住宅の3つのメリット
続いて、ZEH住宅にはどのようなメリットがあるのか詳しく見てみましょう。
1. 光熱費(冷暖房費)の削減に繋がる
1つ目は、光熱費(冷暖房費)の削減に繋がることです。ZEHは一定基準の断熱性能を求められるため、冷暖房をフル稼働させなくても夏は涼しく冬は温かい状態が維持できます。
また、省エネ性能のある設備や再生可能エネルギーを導入しているため、使用するエネルギー量を抑えられます。その結果、毎月の光熱費が低くなり、ランニングコストを抑えられます。
>>高断熱住宅の室温と光熱費はどうなる?徳島市での注文住宅建築に役立つ情報をご紹介
また、省エネ性能のある設備や再生可能エネルギーを導入しているため、使用するエネルギー量を抑えられます。その結果、毎月の光熱費が低くなり、ランニングコストを抑えられます。
>>高断熱住宅の室温と光熱費はどうなる?徳島市での注文住宅建築に役立つ情報をご紹介
2. 過ごしやすい住空間を維持できる
2つ目は、過ごしやすい住空間を維持できることです。ZEH住宅は断熱性能が高いため、室内を快適な温度に保ちやすいです。真夏や真冬であっても外気温の影響を最小限に抑え、過ごしやすい住空間を維持できます。
また、トイレやお風呂、廊下などと急激な温度差が生じにくく、ヒートショックの対策も行えます。
また、トイレやお風呂、廊下などと急激な温度差が生じにくく、ヒートショックの対策も行えます。
3. 災害時にも電力が使用できる
3つ目は、災害時に強い家を実現できることです。再生可能エネルギーの導入時に停電時でもエネルギー供給ができる仕組みを整えておけば、急な停電時でも焦ることなく生活できます。例えば、太陽光発電で得たエネルギーを蓄電池に蓄えておけば、停電時であっても電力を使用することが可能です。
参考元:資源エネルギー庁『知っておきたいエネルギーの基礎用語 ~新しい省エネの家「ZEH」』
>>長期優良住宅の認定を受けると得られるメリットとは?詳しくはこちら!
参考元:資源エネルギー庁『知っておきたいエネルギーの基礎用語 ~新しい省エネの家「ZEH」』
>>長期優良住宅の認定を受けると得られるメリットとは?詳しくはこちら!
ZEH住宅のデメリット
ZEH住宅のデメリットとしては、下記のようなことが考えられます。
・ZEH非対応の住宅を建てるよりも初期費用がかかる
・創出できるエネルギー量が安定しない
ZEH住宅は条件を満たさなければならないため、初期費用がかかります。ただし、初期費用を軽減するための補助金が活用できる可能性があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
・ZEH非対応の住宅を建てるよりも初期費用がかかる
・創出できるエネルギー量が安定しない
ZEH住宅は条件を満たさなければならないため、初期費用がかかります。ただし、初期費用を軽減するための補助金が活用できる可能性があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
ZEH住宅で活用できる補助金
ZEH住宅を推進するために、経済産業省や国土交通省などでは補助事業が行われています。条件に該当すると、補助金を活用してZEH住宅を建てられます。
2023年6月時点で活用できる代表的な補助金は、ZEH支援事業です。補助金の条件を満たすと、1戸当たり55万円の補助金を獲得できます。
この他にも、若者世代や子育て世代を対象とした「こどもエコすまい支援事業」では、1戸当たり100万円の補助が受けられます。こどもエコすまい支援事業は期間限定となりますので、事前に確認をしておきましょう。
このように補助金により対象者や条件、申し込み期間が異なるので、確認をしておくと良いでしょう。
>>徳島市で受けられる住宅補助金について、詳しくはこちら
参考元:資源エネルギー庁『ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について 』
参考元:国土交通省『こどもエコ住まい支援事業 注文住宅の支援事業』
2023年6月時点で活用できる代表的な補助金は、ZEH支援事業です。補助金の条件を満たすと、1戸当たり55万円の補助金を獲得できます。
この他にも、若者世代や子育て世代を対象とした「こどもエコすまい支援事業」では、1戸当たり100万円の補助が受けられます。こどもエコすまい支援事業は期間限定となりますので、事前に確認をしておきましょう。
このように補助金により対象者や条件、申し込み期間が異なるので、確認をしておくと良いでしょう。
>>徳島市で受けられる住宅補助金について、詳しくはこちら
参考元:資源エネルギー庁『ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開について 』
参考元:国土交通省『こどもエコ住まい支援事業 注文住宅の支援事業』
徳島県徳島市・板野郡北島町の気候や地域区分
徳島県の東部に位置する徳島市は、利便性がよく暮らしやすい中核的都市です。徳島市に隣接する板野郡北島町は三角州性平野のほぼ中央に位置し、自然豊かな環境が特徴です。
平均気温は16.6度と温暖で、日照時間も2,000時間以上と長いです。冬の降雪は稀な地域なので、寒さ対策よりも暑さ対策を重要視したい地域です。
徳島市と板野郡北島町は地域区分では6に該当しているので、ZEHの強化外皮基準では0.6以下のUA値が求められます。ZEHよりさらに厳しい基準が定められているHEAT20では、G1で0.56、G2で0.46以下のUA値が求められます。 参考元:徳島市『徳島市の概要』
参考元:北島町『北島町の位置・地勢・面積』
参考元:気象庁
参考元:国土交通省『地域区分新旧表』
>>徳島市周辺の気候に合った家づくりをするにはどんな性能が必要?詳しくはこちら!
平均気温は16.6度と温暖で、日照時間も2,000時間以上と長いです。冬の降雪は稀な地域なので、寒さ対策よりも暑さ対策を重要視したい地域です。
徳島市と板野郡北島町は地域区分では6に該当しているので、ZEHの強化外皮基準では0.6以下のUA値が求められます。ZEHよりさらに厳しい基準が定められているHEAT20では、G1で0.56、G2で0.46以下のUA値が求められます。 参考元:徳島市『徳島市の概要』
参考元:北島町『北島町の位置・地勢・面積』
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参考元:国土交通省『地域区分新旧表』
>>徳島市周辺の気候に合った家づくりをするにはどんな性能が必要?詳しくはこちら!
徳島市・板野郡北島町での注文住宅は株式会社ブリーズハウジングにお任せください
株式会社ブリーズハウジングは、家族が安心して暮らせる高気密高断熱の家づくりをお手伝いしています。ZEH基準のUA値よりも断熱性能が高い「UA値0.5以下」を標準基準に採用。計画換気や気密性などにも配慮し、快適に暮らせる住空間を提供しています。
株式会社ブリーズハウジングでは、随時個別相談を開催しています。徳島市や板野郡北島町でマイホームをお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
>>株式会社ブリーズハウジングの強みとは?断熱・気密・計画換気で理想の高性能な住まいに
株式会社ブリーズハウジングでは、随時個別相談を開催しています。徳島市や板野郡北島町でマイホームをお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
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